春分の日。
二十四節気の中でも大切な節目です。
「春分の日」とは?
春分の日は、太陽が真東から出て、真西に沈むとき。
春分は、昼と夜の長さがほぼ同じになります♪
お彼岸の中日でもあり、ご先祖さまに感謝の心を向けるとき。
先祖供養をおこない、身を清める日でもあります。
とても大切な節目のとき、なんですよ。
春分は「本格的な春の到来」を告げる日とも言えます。
この日を境に、昼の時間が少しずつ長くなり、温かさが増してきます。
本格的な春になっていくタイミングの春分の日。
「宇宙元旦」などと言われたりもしています。
つまり、区切りの大切な日なんですよ。
春分の日に食べるといいもの
春分の日に食べるものとして
よく知られているのが「ぼた餅」です。
これ、おはぎ、と勘違いしている方がいますが
実は、正しくは「ぼた餅」と言われています。
ただ、
「ぼた餅」と「おはぎ」は違う食べ物ではないの。笑
(え?どーゆーことよ??)
えっとですね、食べ物としては全く同じなんです。
ただ、呼び方が違うだけなのです。
食べている物が同じなら
呼び名にいちいちこだわらなくてもいいんじゃない?
と思うかもしれませんが
実はちゃんとそこには深い意味があったんですよ。
それはですね、漢字で書くとわかるんですよ。
「ぼた餅」は「牡丹餅」
「おはぎ」は「お萩」です。
牡丹は春に咲く花
その一方で
萩は、中秋の名月のお供え物として
知られています!!!
よって、
「ぼた餅」は春分の日に、
「おはぎ」は秋分の日に食べる
と表現するのが伝統的にはあっています
ちなみになぜ、
春分の日に「ぼた餅」を食べるようになったのか?
これはですね、ぼた餅に使われる小豆が朱色
っていうことから、
朱色には邪気を払う力があるとして
ご先祖様に小豆を使った「ぼた餅」をお供えするようになったと
言われています。
この時期は、ご先祖様に感謝し、エネルギーをいただくチャンスでもあります。
ただし、自分が浄化できていなければうまく受け取れませんね。
だからこそ、体にやさしいものをいただくといい時期なのです。
そして、自然をたっぷり感じて過ごすことです。
体を整えるといい時期になります。(そういう意識をするだけでもGOOD)
そういう意味では、ぼた餅でなくてもいいですけれどね。
伝統的には、やはりぼた餅です♪
かんたんなレシピ
春のお彼岸にぼた餅がいいのもわかったよ!!
だけど、どうしよう?もち米ないよ
でも、ぼた餅作りたいかも!
簡単ならいいな……そんなあなたへ
超かんたんレシピ、ご用意しましたー!
(お料理得意な人は逆にこの先読まないでくださいね!笑)
今年こそ、お彼岸期間に作ってみませんか?
お子さんと作るのも
丸めたりがきっと楽しいはず。
もち米なし「ぼた餅」の作り方
超絶かんたん!!
もち米なくたって
なんちゃってですができます。
しかも、手作りならヘルシーにできる!!
材料(おはぎ2個分)
・炊いたご飯(白米でも玄米でもなんでもOK) 約80g(あれば、切り餅 1個)
・あんこ(こしあん or つぶあん) 約60g
1.)ご飯をすりこぎかマッシャーを使って、
少し粒が残るくらいまでつぶします
(この時、切り餅を温めて合わせてつぶすとよりモチモチします。一緒に炊いてもOKです!)
2.)1.)でつぶしたご飯を丸めておきます
3.)ラップにあんこを広げてのせて、
その上に2をのせ、
ラップの口を閉じて、形を整えます
以上!!!
え?もち米じゃなくていいの?
という声が聞こえてきそうですが……
これが一番かんたんな方法。
ストレスがなくていいんじゃないでしょうか?
ここでご紹介した方法が、とにかく簡単です。
ストレスなく、楽しく食卓に出したいならば
というご提案までですーー^^
普通にできちゃう方は丁寧に作ってくださいね。
これは、ささっと作りたい方向け。
ちなみに、わたしが作ったものは
あんこは無農薬小豆からコトコト煮て
甘みも白砂糖なしで作ります。
手作りのよさは、甘み調整が自由自在なところ!
自然な甘みを使っていますから
体はめちゃ喜ぶーーー!
夫も満足げに食べてくれます。
市販のあんこならこれがおすすめ1(つぶあん)
市販のあんこならこれがおすすめ2(こしあん)
市販とはいえ、これらのあんこは体にやさしい糖分ですし、白砂糖はゼロですから
安心していただけますよ。
今年のお彼岸が
ご先祖様への感謝の心を向けて
みなさまへいいエネルギーが巡り、
すてきな期間となりますように。
今日ご紹介したように
かんたん&ヘルシーでありながら、
満足度が高くおいしくいただくって大事。
お料理が楽しくストレスフリーになる料理が知りたい方は
ヒーリングごはんをオススメしています♪