それだけ、社会で、自然治癒や健康に関心を傾ける人が増えたのかな、と感じます。
ときどき、質問があるのが
「漢方と薬膳って何が違うのですか?」
ということ。
→ルーツは一緒なんです。
もともとは、中国の伝統医学で、「中医学」と呼ばれているもの。
これをベースに、日本に来てから日本流にしたのが「漢方」です。
基本的に、この漢方では、生薬を使います。
生薬の組み合わせをすることで、
体調、体質にあったものを処方して治していきます。
よくある、「漢方薬」などが、それにあたります。
中国では、乾燥させた薬草などを山盛りで販売していますが、
日本ではそれをもっと飲みやすいようにパウダー状にしたり
煎じたものを液体にして売っていますね。
これは、香港での様子。
中国も同じ感じでした。
上記の写真は、
昨年11月の韓国&香港視察旅行にて、
現場の薬膳を観に行ってきたときの写真です。
こうやって、はかり売りしています。
指示するのは、資格を持った医師のようです。
一方、「薬膳」というのは、食材の組み合わせをすることで、
食事を作り、食生活をととのえることで、体調を改善していきます。
薬膳では、中薬といって、より薬っぽいような薬草を用いることもあります。
たとえば、よく知られているものなら、田七人参、高麗人参とかが分かり易いかな。
食材にも、中薬にも、それぞれに効能があるので、それを体質、体調にあわせて組み合わせをして料理するのです。
現代の薬膳では、食材だけの組み合わせで作る事も多いです。
そして、「漢方」も、「薬膳」も、「中医学」の理論をベースに作られています。
自然界との結びつきや、先日記事にした、「陰陽論」など、色々含めた理論です。
その理論をここで詳しく話すと長くなるので、ここでは割愛しますが、、、。
因みに、わたしは、食材の組み合わせをベースにした薬膳料理を作っています。
しかも、マクロビオティックの方法とうまくあわせて
中薬って、なかなか手に入らないですし、無農薬のものが少ないからです。
わたしは、手作りできるものを手作りしたりしますが(笑)
できるだけ、国産のもの、有機のもので、安心して食べられるものがいいな~って思っています。
しかも、入手困難な食材では作りにくいですからねー。
だから、畑とかスーパーで売っているような食材の組み合わせで、家庭で簡単に作れる薬膳料理をわたしは目指しているんです。
そういう料理をマクロビオティックの方法とうまくあわせて、魔法のレシピを作っていま~す
ようは、マクロビオティックと薬膳のいいとこどりをしています(笑)。
そして、理論と料理、お手当など、総合的に基礎から学べるのが、4月から開催する、基礎総合コースです!
只今、好評受付中~~♪
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